◇お客様からのご依頼

[A-1.ご希望をお聞かせください。(いくつでも)]
汗じみやしみがついてしまった

[A-2.（A-1でその他を選んだ方）ご希望をなるべく詳細にお聞かせ下さい。]
いつもお世話になっています、今度は夏物です。小紋なのであまりお金はかけたくないのですが、着られるようになればと思います。

[B．今回のお着物のご購入入手時期、または作成時期]
母が娘のころ姉からもらったものですので、今から６０年以上前の着物です。

[D.ご質問・ご要望がございましたらお聞かせください。]
夏物の小紋ですので汚れが目立たなくなってくれればと思います。薄く色をかけるとすると、どんな色がよいでしょうか？

返信内容

I様
いつも有難うございます。
夏物の小紋を染め直して仕立てなおすのでしょうか？
解き、羽縫いー洗い張りーシミ、汚れ落とし―染め直し―湯のし―仕立て直し
この工程を辿りますと６万５千円位になると思います。
染め直さずシミ、汚れを落として仕立て直しますと
解き、羽縫いー洗い張りーシミ、汚れ落としー湯のし―仕立て直し
この工程を辿りまして５万円くらいになります。

染め直す場合は薄い水色系の色がいいと思います。
６０年以上前の着物ですと湯のしはの工程は外せません。
よろしくお願いします。

納品時のメール内容

I様
いつも公庄工房をご利用くださり有難うございます。
お預かりしています絽の紅型染め直し出来上がりました。
解き、羽縫い―洗い張り―シミ、汚れ落とし―掛け継ぎ―染め直し―居敷当て仕立て
この工程を辿りまして６万８千円（消費税を含みます）になりました。
変色部分がありましたので染め直さなければなりませんでした。
染め直した地色はご指定の色になっています。
3箇所に小さな穴があいていましたので掛け継で直しました。
絽、単衣の着物は居敷あて仕立てが喜ばれていますのでそのように仕立てました。
染め直したことで新しい絽の着物に生まれ変わったと思います。
この着物も私のHP京友禅　公庄工房に掲載のお許しをお願いします。
有難うございました。
今後とも公庄工房をよろしくお願いします。

お客様からの返信内容

もちろん、ネットでの公開承諾します。
母にずいぶん長く着られそうねと言われました。自分も着たいのかしら？
来週知り合いのジャズコンサートに呼ばれていますが、今回の小紋を着て行っても良いですよね？
因みに私がお花のプレゼンターです。
● 工程

1、解き、羽縫い
2、洗い張り
3、シミ、汚れ落とし
4、掛け継ぎ
5、染め直し
6、居敷当て仕立て