20年前はモダンに感じられた柄が、今の自分には不似合いに感じられます。そこで、和風の
図案のぼかしを追加しました。シャープな柄が、少し柔らかい印象になります。

●　工 程

1、まる洗い
2、シミ汚れ落とし
3、金彩加工
これは金彩という手法です。金彩とは金粉、銀粉、パール粉を使って柄の回りにぼかしを施すこと。
柄が銀色で描かれているこの付下げの場合は、銀粉を使って、シャープな柄に合う破れ霞という
図案を散らします。