着物染め直し・着物染め替え
・公庄工房では「着物染め直し」のあと、模様のある着物には程よく上質の金彩仕上げを加え、
着物にとっての最後のお化粧を施します。
金彩を予算に合わせて加えることで一段と格調高い着物に仕上げることが出来ます。
これは経験を積み重ねた着物職人にしかできません。
着物職人は長年の経験により着物を一目見れば如何に仕上げれば最高の着物に出来るかが解るのです。
染め直しは、着物を購入するのに比べると非常にお安い価格で新しく生まれ変わった着物に出来ます。
掲載させていただいてる例は全て公庄工房での実際の例になります。
是非、掲載写真のご協力をお願い致します。
下記の各実績において、タイトル名をクリックしていただくと、各実績の詳細画面が表示されます。 是非ご覧下さい。 また、画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
黒留袖染め直し、修復。
黒留袖染め直し
金駒刺繍だけでなく他の刺繍も染め直す作業で少し痛みました。生地が弱っているため穴も4ヶ所見つかりました。
刺繍を加え、穴はかけつぎをすることで直しました。かなり値うちのある留袖に復元できたと思います。
とても綺麗にしていただき、金駒刺繍もピカピカでびっくりしました。
HPに掲載するのは一向に構いません。
むしろ他のアンティーク好きな方にもお直しをしていただきもっと古い着物をどんどん着ていただきたいと思っています。
①訪問着 ②コート ③コート染め直し
訪問着、道行コートニ着染め直し、
訪問着ご指定の色に染め直しました。
コートニ着はほぼご希望の地色に染まっていると思います。
この度は大変なときに着物をお送りいただきありがとうございました。
思っていた以上に素晴らしい着物に変わっていてびっくりしました。
イメージ通りの色でしたし、金彩仕上げをしてくださったので前より高級感のある着物になり本当に大満足しております。
鮫小紋染め直し
鮫小紋染め直し
いい鮫小紋ですので色無地にしてしまうのはもったいないと思います。染め直す前より一回り以上は渋くなって鮫小紋も生きています。縫い紋を一つ入れてあります。
鮫御紋を残すか残さないかに関しては、
「残すように」お願いしてからも、少々悩むところでありましたが、
出来上がってきた着物をみて、残してよかったと思いました。
名古屋帯染め直し
名古屋帯染め直し
仕上げの銀彩はこの帯が出来上がった当時の状態になっています。
地色を替えて生まれ変わったという印象です。私だけでなく、帯も喜んでいるようです。
早速締めて出かけたいと思っております。
①訪問着染め直し ②留め袖直し ③振袖(祇園祭模様)
訪問着、黒留袖染め直し、振袖シミ、カビ落とし
何箇所かありました黒い大きなシミは努力しましたがきれいに落としきる事は出来ませんでしたので金彩を加えて見えなくしました。
先日、着物が届きました。
30年も前の訪問着が見違えるほどきれいに、色もすごく綺麗に染め直してもらい新しい着物になって帰って来たようでとてもうれしかったです。
①付け下げ染め直し、柄足し ②黒留袖染め直し
訪問着染め直し、柄足し。黒留袖染め直し。
染め直した訪問着には、貝桶と霞に金彩を加えました。結婚式にということですので縫い紋を一つ加えました。胴裏も新しくしたてました。黒留袖は染め直した後金彩を霞状に足しご希望通り豪華に仕上げました。
先日は素敵な着物に仕上げていただきありがとうございました。
大切に代々着ていかれれば幸いです。
帯揚げ、帯締め、伊達襟も公庄さんに選んでいただくのが一番と思い
帯の写真を送ります。
訪問着染め直し、紬染め直し
訪問着染め直し
訪問着は染め直した後、花の色が目立ちますので金彩で抑えました。
訪問着も紬も写真で見るのと印象が違いますね。
ずいぶん実物のほうが良いです。
これで、訪問着もあとしばらく着れそうです。
付け下げ訪問着染め直し
付け下げ染め直し
地染めをぼかし染めにして流水を元のまま残しました。
このぼかし染めは非常に難しく技術のいる作業です。
流水の幅の広い部分には金、銀の砂子でアクセントをつけました。
それによって天の川に扇子模様を散らしたように仕上がりました。
地色もご指定の色に染まっています。